『フルハウス』 シーズン3 第10話 地上最大の誕生日
気持ち次第でものの見方は変わる
気分って大事ですよね。
ポジティブな時は何事もうまくいくって思えるし
ネガティブな時は何事もうまくいかないと思えてきます。
常に前向きにと言っても、人間だから浮き沈みがあるのは仕方がないこと。
前向きになれない時は無理に前を向かなくてもいい。
だけれど、これだけは知っておいてほしい。
気持ち次第でものの見方は変わる
だから、常に前向きにならなくても良いから、いつも前向きにものを考える視点を作ってほしい。
言ってること逆じゃんと思うかもしれませんが、少しニュアンスが違います。
常に前向きでいることは不可能です。超ポジティブシンキングな私も月に何日かはネガティブな思考に侵されることもあるし、うまくいかない時は落ち込みます。
でも、いつも物事を前向きで捉えようと努力しています。
自分のことが無理なら誰か別の人の状況を前向きに捉える癖をつけてみてください。
客観的に見ることでどんな状況も見方ひとつで前向きに転換することができることに気づきます。
例えば、友人が失恋したとします。主観的に見ればすごく悲しいし到底前向きになんてなれないものです。でも客観的にみて見ると前向きな意見も出てくると思います。
恋人と過ごしてきた時間を今度は自分の時間に当てられるなどです。
私が究極に出した結論は「失恋ってそうそうできるもんじゃないから今の状況に体の芯まで浸かれ」です。
そう考えると、今の状況も私のために必要なものだし、もしかしたらもう一生ないかもしれない失恋だから思う存分浸ってみようと思います。
失恋というマイナスな状況を、見方ひとつで前向きに捉える。
主観が無理なら、まず友人などの客観的に見れる状況から始める。
そうして、いつでも前向きに物事を捉えられる頑丈なマインドを作っていくのです。
今回のジェシーも、最悪な状況をものの見方ひとつで最高の状況に作り変えていきます。
①もうすぐ誕生日
ミシェルはあと四日で3歳の誕生日を迎えます。
家族はミシェルのためにサーカスパーティを企画し、ミシェルも自分のためのパーティを毎日心待ちにしていました。
誕生日当日、午後の誕生日パーティに向けて着々と準備が進む中、ダニーの車が故障してしまいます。
ダニーはジェシーに車を修理工場に持っていくよう頼み、
ジェシーはステフと、誕生日の飾り付けを見せないようにミシェルも連れていきます。
②閉じ込められた!!
修理工場で車は無事に治り、三人はトイレに行ってから帰ろうとします。
その間に工場の管理人がドアの鍵を閉め、トイレから出てきた三人は閉じ込められたことに気がつきます。
一方家では、ミシェルを待っていましたが、友人たちが集まりパーティを始めなければいけなくなったため主役なしのパーティを始めてしまいます。
パーティを楽しみにしていたミシェルは、家に帰れないことを悲しみます。
それをみたジェシーはある名案を思いつきました。
③ガレージサーカス
ジェシーはステフを呼んでここでパーティをすることを伝えます。
ステフはあまり乗り気ではありませんでしたが、このガレージにあるものでサーカスは可能だとジェシーは信じていたのです。
そして、実際にパーティを開催します。
はしごで綱渡りを再現し、靴下でパペットショーをし、ジャグリングを披露する。そこにあるものでサーカスを再現したのです。
ミシェルも笑顔を取り戻し、そのあと無事にガレージから出られることになりました。
いつも前向きにものを捉えられるように
今回はジェシーの前向きな思考で、見事何もないガレージをサーカスにすることが出来ました。
では、もしジェシーの前向きな視点がなかったらどうなっていたでしょう。
ガレージに取り残されたミシェルはパーティに出れないことに悲しみ、ステフもこうなったのはジェシーのせいだと責め、ジェシーも自分の責任に押しつぶされ、家に帰って見ればもうパーティは終わってしまい、残骸だけが残っている状態。
ジェシーの視点がその状況を変えたのです。
この世の中に存在するその状況も、マイナスな面とプラスな面を持っています。ガレージに閉じ込められたことを嘆くか、このガレージをサーカスに変えてやると思うかはあなた次第です。
常に前向きに物事を捉える視点を強化していきたいですね。