『フルハウス』 シーズン3 第11話 ステフの不安な夜
不安で眠れない夜に
なぜか眠れない夜ってありますよね。
不安や緊張することはないのになぜか胸騒ぎがして、目が覚めてしまう。
不安なことがあって考えすぎて眠れない。
こうした不安は、見える化することで抑えることもできます。
自分の思っていること・感じていることを書き出して視覚化することで、頭の中が整理されて、今不安に思っていることが具体的になんなのか把握できます。
不安というものは頭の中では抽象的で、だからこそ悩んだり考えたりしてしまうのです。
一度騙されたと思って、ノートかなんかに書き出してみてください。そうしたら「なんだこんなものか」と思うかもしれません。思わなくても、視覚化することでその不安への対策を思いつくかもしれません。
今回のフルハウスでは、ステフがやたらにパパにくっつきたがります。理由もわからず困ってしまったダニーは専門家の先生に診せることにしたのです。
①ステフの不安
真夜中、ステフはゴミ取集車の音に飛び起きます。
すぐさまダニーの寝ているところに行って一緒に寝ようとします。
ダニーも「最近よく来るけど、どうしたの?」と少し心配しています。
翌日、ダニーが仕事に行こうとするとステフも「付いていく」と言い張ります。なんとかなだめて学校に行かせますが、学校から帰ってきたステフは「パパの帰りが遅い」と不安な様子。
ダニーが帰ってきて、「今日は仕事の食事会なんだ」と言うと「行っちゃダメ!一緒にいて!」といつものステフとは全く違う様子です。
ダニーもジェシーもジョーイも何かわけがありそうだと心配しています。
ステフに「悩みがあるのか?」と聞いても「悩みなんかない!」の一点張り。
ダニーたちはステフを専門家の先生に見せることにしました。
②自覚のない悩み
先生はステフに家族の絵を描かせます。
その間にダニーに、自覚がないから悩みがわからないこともあると伝えます。
ステフの家族の絵は、家の中に五人と家の外に一人が描かれていました。
家にはヒビが入っています。
先生が一つ一つ訪ねていきます。
「なんでヒビが入っているの?」「地震が来た時、家にヒビが入った。」
「一人だけ外にいるのは誰?」「パパだよ」
「なんで外にいるの?」「地震の時パパだけ外にいたんだ。」
ステフの不安がだんだんと明確になって来ました。
地震の時、ダニーだけ仕事で家を開けて、しかも三時間も安否不明状態だったので、もう会えないと思ってしまったのです。だからずっとパパと居たかったのです。
ステフの不安が明確になり、先生は「怖いなら準備を備えましょう」と提案します。帰りが遅くなるときは必ず電話を入れるなどのルールを設けることでステフの不安を軽減することにしました。
不安は見える化してしまう
今回のステフは、不安がわからず皆悩んでいました。先生が不安を明確にしその対策を講じることで、不安を解消しました。
このように、見えない不安は見える化(具体化)しなければ対策を立てることもできません。
不安で眠れない夜、なんだか胸騒ぎがする日はノートに不安を書き出して見える化してみましょう。
きっと解決策がみつかるはずです。