『フルハウス』 シーズン3 第22話 ミシェルのヤキモチ
今回のお話は、末っ子ミシェルが少しお姉ちゃんに成長するお話です。
今後ベッキーとジェシーに子供ができた時、お姉ちゃんとしてその子の世話をするミシェルの第一歩が描かれています。
ストーリー
①お向かいのトニー
ある日お向かいのトニーという赤ちゃんを二、三日預かることになったタナー家。
大泣きするトニーを唯一あやすことができたのがジェシーでした。その結果自然にトニーの世話はジェシーがやることに。
恋人のベッキーもいつか赤ちゃんが生まれたらいいパパになるわと言って励まします。
しかし、トニーの世話につきっきりのジェシーを気に食わないミシェルは何かにつけてトニーに対抗します。
自分のベビーベットやおもちゃ、そして自分に歌われていた子守唄をジェシーがトニーに歌っているのを見て
「ジェシーおじさんはもう私のこと嫌いなんだ」という気持ちになってしまいました。
②ミシェルの赤ちゃん返り
トニーにヤキモチを焼いたミシェルは、ベビーベットに入り指をくわえてジェシーの方を凝視します。
赤ちゃん返りをしていると気づいたジェシーはミシェルに「お姉ちゃんになること」を厳しく言い聞かせますが、ミシェルは泣き真似をしてうまく伝わりません。
次に、ご褒美をあげるかわりにお姉ちゃんになることを提案し、ステフの大事なミスターベアーを与えますがそれでも赤ちゃん返りは直らず、ジェシーはダニーに相談します。
ダニーは「大人として扱って大人として説得しなきゃ伝わらないよ」とアドバイスしました。
③一番の親友で相棒
ダニーのアドバイスに従ってミシェルを呼んだジェシーは「なんで今日はむくれていたのか」を聞きます。
ミシェルは「私よりトニーの方が好きなんでしょ」と思っていたことを話し、ミシェルの気持ちに気づいたジェシーはミシェルのことを大事に思っていることを伝えます。
「この先どんな人にあっても俺にはお前が一番だ。一番の親友で一番の相棒だからね。」
自分が大事にされていると改めてわかったミシェルは、ステフの大事なミスターベアーをステフに返し、トニーに優しく接します。
末っ子のミシェルが初めてお姉ちゃんになることを知った瞬間でした。
お姉ちゃんになること
DJやステフは妹ができたことで自然に「姉になる」ことができましたが、末っ子として生まれ皆に構ってもらって生きてきたミシェルにとって「お姉ちゃんになる」ことは容易ではありませんでした。
しかし、お姉ちゃんがどのような気持ちで自分に接しているのかを知ったミシェルは、ステフの大事な人形を返すなど今までよりも優しい人になったのです。
今後もジェシーに赤ちゃんが生まれると少しヤキモチを焼くミシェルですが、それよりも「お姉ちゃんになる」ことの嬉しさの方が勝るようになります。
末っ子の気持ちも、お姉ちゃんの気持ちもミシェルは知ることができるのでした。