『フルハウス』 シーズン2 第17話 娘の先生は情熱的
乗り越えられない壁はない
私は名言集を見るのが好きなのですが、そこにこんな言葉があります。
「チャンスはピンチの仮面をかぶってやってくる」
人はピンチや壁が目の前に迫ってくると、どうしてもそれを避けたくなります。だって避けた方が失敗もないし、壁を乗り越えようとする労力もいらないし…。
だから大抵の人はピンチや壁を避けて、チャンスをのがしてしまいます。
ピンチや壁に立ち向かった人だけが一回り成長をし、その向こうに潜んだチャンスを手に入れることができるのです。
実際問題、乗り越えられない壁なんてありません。
今のあなたのレベルに合わせて壁は出現します。それを乗り越えない限り次のステップへ行くことはできないでしょう。
今回のDJもそうです。出来ないものを出来ないという理由でやめてしまうことはとてももったいないことなのです。
①DJのD評価
今日は成績表が渡される日。
学校から帰ってきたDJはとても不満そうです。
理由は成績が悪かったから。
A,A,A,A,A…..D
DJは頭が良く、それは自分の自信につながっているのですが、
今回は一つだけD評価がついています。
それはスペイン語の授業。
「先生は私のこと嫌いなんだ」とDJが言います。
確かに一つだけDなのもおかしいとダニーは先生に掛け合ってみることにしました。
②困難の先に何もなくても
ダニーは先生に掛け合いに行きますが、先生としては正当な評価をしたということを聞きます。
「DJは最初の頃につまずき、その後勉強するのもやめてしまった」というのです。
それを聞いたダニーはDJと話すことにします。
ダニーはDJに
「勉強をやめてしまったからD評価だったんだよ。
DJは勉強ができる。だからこそうまくいかなかったのが悔しかったんだね。
でも諦めたら大事なことを見逃してしまうよ。
難しいものを乗り越えるのは最高だよ。」
DJはスペイン語の評価が悪いことを先生のせいにしていましたが、実際には自分が勉強を諦めてしまったからだということに気づきます。しかしDJにはまだ不安がありました。それは、
「もし頑張ってもA評価を取れなかったら?」という不安。
ダニーはそれにこう返します。
「それでも努力したDJを誇りに思うよ。」
「努力=自信」の法則
先に壁を乗り越えたらチャンスが潜んでいると述べましたが、もしかしたら壁の先には何もないかもしれません。
でも何もないからといって努力しないのは間違いです。
何もなくても、その努力をした分が自分の自信につながります。
結局、何をやるにも一番信用できるのは自分がどれだけやってきたかということです。
やる前から諦めるのが一番勿体無い!!
例えばこんかいのDJはスペイン語を勉強するのを諦めようとしていましたが、
もしここで諦めたら、一気に世界が広くなる可能性を捨てることになります。
スペイン語は南米諸国など多くの国の公用語だからです。
でも、頑張っても習得できないかもしれません。
だけれど自分の自信には繋がるでしょう。
結果はどうであれ自分はここまで頑張れたという自信です。
これはこの先どんな壁にぶつかってもあなたの心の底からの自信につながります。あの時あれだけ頑張れたから今回も頑張れる!
そこにはもちろん、壁の先に素敵なものがあると信じて疑わないことと、この経験が自分の為になっていると信じることが必要です。
自分で感情をセルフコントロールして、前向きな姿勢を自分自身で作って行くようにしましょう!