『フルハウス』 シーズン2 第14話 大どろぼうステフ!?
『フルハウス』が教育テレビでやってた頃、私はまだ小学2年生で『天才てれびくん』の後にやるこの番組を何よりも楽しみにしていたのを覚えています。
あの頃は、『フルハウス』の名前も知らなかったので「外国のやつ」と呼んでいました。高校生の時に再会するまで、ほとんどのエピソードは忘れていましたが、このステフが洋服を盗んでしまう話は強く心に残っていました。
きっと子供ながらに、犯罪を犯したステフと同化してドキドキして、忘れられなかったのでしょう。
①DJの危機
今日はバレンタインデー。ダニーが子供達にプレゼントを買ってきました。
DJはずっとお願いしていたロイヤルブルーのセーターをもらって上機嫌!
早速、学校に着て行きました。
しかし、学校から帰ってきたDJは浮かない顔をしています。ステフが尋ねるとバッグからボロボロのブルーのセーターが出てきたのです。
サッカーをするため、脱いで置いといたら芝刈り機で刈られてしまったそう。
もちろんダニーには怖くて言えません。
DJはキミーとお金を合わせ、店に行って自分で新しいセーターを買おうとしますが、40ドルしか持っていないDJたちは、そのセーターが80ドルもすることを知り、諦めるしかありませんでした。
②ステフの勘違い
ステフはお店に「Buy Now Pay Later」という看板を見つけ、店員さんに尋ねます。すると店員さんは、「今買ってお金はあとで支払えるのよ。クレジットっていうの。」と説明します。
それを聞いたステフは、”お金はあとで払いにくればいいのか”と勘違いし、お店のセーターをバッグの中に入れてしまいます。
家に帰ったステフはDJを喜ばせようと、店からとってきたセーターを見せます。そこで、初めてそれが万引きであることを知り、犯罪を犯してしまったと恐怖に陥ります。
DJは「明日返しに行けば大丈夫」と励まします。そこにダニーがやってきて「夕飯を食べに行くからそのセーターも着てきてね」とDJに言います。
今日はこれを着るしかないと、防犯ブザーのついた部分を隠してそのセーターを着ました。
③姉妹だから
翌日、お店にこっそり返しに行きますが、店員さんにバレてしまいお父さんを呼ばれてしまいます。
ダニーたちはそこで初めて、セーターの悲劇を知り、またステフが万引きしたことを知りました。
店から訴えられず、なんとか事態を収集して帰ってきたDJはステフに感謝します。
ステフが悪気なく、姉のためを思って行動したことであると知っていたからです。
ステフも、意識してないにせよ万引きしたことは反省していますが、姉との絆が深まったことを喜んでいるようでした。
困った時に相談できる人
ステフの万引きは行けないことだとしても、大切な姉の危機を救いたい一心で行動していました。
あなたには、そんな相手はいますか?
この人が困っているのはほっとけない!この人のためならなんでもする!
という人はいますか?
家族や恋人、親友になると多くの場合そう感じると思います。
それは愛があるから、相手の危機がまるで自分の事のように思えるからです。
あなたが相手にそう感じているなら、相手もあなたにそう感じているでしょう。
だから、困った時はその人に相談すべきなのです。
話すことで心が少し軽くなるかもしれません。また、ステフのように全力で助けようとしてくれるかもしれません。
もちろん自分が助けてもらったら、相手の危機も一緒に乗り越えようとしてください。信頼や絆はそうして生まれます。