フルハウス

目先の成功にとらわれない フルハウス シーズン2

『フルハウス』 シーズン2 第13話 パパ3人は仕事中

 

目先の成功にとらわれない

何かを目指していたからこそ、成功した時の喜びはひとしおですよね。

成功することは、自分の立てた目標を達成することです。しかし、その目標の向こうに本当の夢があった場合、その成功は夢を実現するための過程だと考えなければいけません。

 

本当の夢を見失い、その成功に満足してはいけないのです。

もちろん成功した時は喜びましょう。達成した自分へご褒美をあげましょう。
しかし、その先の夢・目標は常に捉えていてください。

 

ジェシーとジョーイはCMソングで成功を収めますが、彼らの本当の夢はなんだったのでしょうか。

 

①ジェシーとジョーイの成功

最近の二人はCMソング作りに精を出し、着実に成功に近づいていました。

ジョーイとジェシーが家で仕事しているのには二つ理由があります。
一つ目は、育児との両立。二つ目は、それぞれの夢に向けた時間確保のためです。

しかし、今はCMソング作りが彼らの生活の軸になりつつありました。

 

そんな時、CM会社の社長から「二人を正式な社員として雇いたい」というオファーが来ます。
正式に雇いたいとは、フルタイムで会社勤務をしてもらいたいということです。

 

ジェシーとジョーイは、これまでのCMソングが評価されたと喜び、家族に伝えます。
しかしDJとステフは、二人がこれまでより忙しくなって一緒にいれなくなることを寂しがります。
ダニーは「二人が頑張って来た成果なんだから、応援してあげなきゃいけないよ。」と諭しますが、そんな子供たちの反応を見たジェシーとジョーイは改めてこのオファーを受けるか考え直します。

 

②本当の夢はなんだった?

ジェシーとジョーイは、仕事を受けるメリットと受けないメリットを天秤にかけます。
やはりフルタイムの仕事を受けるメリットは、大きな収入につながることと、今までにないやりがいも感じることができることでしょう。

 

しかし、二人には子供たちとの時間が欲しいという欲望もあります。
そして何より、CMソング作りが自分たちの本当の夢ではなかったことに気づきます。

 

ジェシーはCMソング作りを足がかりに、いつかは自分の曲で人を喜ばせるミュージシャンになりたいと考え、
ジョーイは、コメディアンとして自立したいと考えていました。

 

収入源確保のためにCMソング作りも続けたいが、フルタイム勤務になると自分の夢への時間も削られてしまうと気づいたのです。

二人はそのことを正直に社長に話し、社長はこれまでのように家でCM作りをすることを認めたのでした。

 

一番の夢・目標はなんですか?

今回のジェシーとジョーイは目先の成功に惑わされ、一瞬自分の本当の夢を見失いそうになりました。あのまま何も考えずに、フルタイム勤務を承諾していたら、後になってこんなはずじゃなかったと思う時が来たでしょう。

 

夢や目標を達成したいのなら、それを強く心に刻む必要があります。
自分の芯を持つということです。

自分にとっての成功がなんであるかを考えることが、ブレない芯になります。

 

夢や目標がある人は、このことをもう一度考え見てくだいさい。
こんなはずじゃなかったと後悔しない人生を送りましょう!!

ABOUT ME
sappy
小さい頃から海外ドラマにハマり、就職せずにブログとイラストを書いています。雑誌ファッジさんで『さくらのシネマスタンダード』を連載中。イラストはインスタグラムにあげています。