『フルハウス』 シーズン1 第10話 ジョーイの笑って許して
今回は、人から必要とされていることが自分を満たし、生きがいにもつながるという話です。
あらすじ
今日のジョーイはいつも以上に機嫌がいいみたいです。その理由は、二週間のコメディツアーの一員に選ばれたから。コメディアンのジョーイにとってはまたとないチャンス！
しかし、育児や家事があるのでそのツアーに行くことを断念しようとします。ダニーとジェシーは親友の夢を応援するため、この二週間は二人で協力してジョーイの穴を埋めると約束します。
ダニーとジェシーの言葉に喜んだジョーイは早速コメディショーの練習を始めました。
しかし、ジョーイの部屋はリビングの階段の下。リビングでネタの確認をしますが、他の人も利用するため邪魔が入ります。
集中して練習できる場所を家の中で探そうとしますが、どの部屋も集中できそうにありません。
仕方なくジョーイは寒いガレージで練習します。そこに宿題を終えたDJがやってきます。
DJはそこで、ジョーイにプライベートな空間がなく、洋服もガレージにしまっているということを知り、かわいそうに思いダニーに相談します。
ジョーイ以外の家族で、ジョーイの部屋をどうするか話し合いをしているのですが、ジョーイからすると少し仲間はずれにされていると感じてしまいます。
そうした中、ジョーイが二週間のツアーに出かける日がやってきました。ジェシーが作った朝食を皆が喜んでお代わりしているところを見て、いつも朝食を作っていたジョーイは、自分の役割がなくなっていると感じてしまい、そのままツアーに出発します。
ジョーイがいない間、ジェシーはジョーイの分の家事や育児もこなしますが、そこでジョーイのありがたみや大変さを知ります。
DJやステファニーもジョーイがいないことを寂しく思っていました。
そこにダニーが帰宅して、ジョーイの部屋を二週間で作ることを提案します。
二週間が経過し、ジョーイが家に帰ってきました。
しかし、玄関先での出迎えもなく、階段下の自分の荷物も無くなっていることに気づき、出かける前の家族の態度を思い出し、自分は追い出されてしまったんだと感じてしまいます。
キッチンにいたダニーたちは、本当はジョーイの帰りを楽しみにしていましたが、サプライズのためあえて彼の帰宅に興味のないふりをしました。
自分の荷物がガレージにあると知ったジョーイは、本当に自分が追い出されたと思い、怒りながらガレージを見に行きます。
するとガレージがなんと一つの部屋になっていたのです。そこはジョーイの部屋となり、ジョーイの実家からベットやソファーを運び全てが揃っていました。
人から必要とされること
ジョーイは、ここ最近の家族の態度から自分は必要とされてないと誤解していました。なので、普段は温厚なジョーイが珍しく頭に血が上ってしまったのです。
この部屋を見たジョーイはとても喜びます。そして、なぜダニーたちがここまでしてくれたのか質問します。
するとダニーが「君は僕の親友だからね。君がいてくれてどれほど助けになっているか。これは感謝の印だよ。」とジョーイに伝えます。
ジョーイは、この家族にとってもう欠かせない存在であり、自分がこの家族から必要とされていることを知り、彼の顔には笑顔が戻るのでした。
まとめ
今回は、人から必要とされることが自分の幸せや生きがいにつながっていくという話でした。
自分が生きている理由や意義を問うのは誰もが経験したことのあるものです。しかしやっぱり、他人とのコミュニケーションの中で自分が必要とされていると感じることが、その問いの答えとなるのではないでしょうか。
なんか最近生きがいがない、つまらなく毎日を過ごしていると感じている方は、自分が今属しているコミュニティの中で自分が必要とされているということを実感してみてください。それが生きがいややりがいにつながってきます。
このコミュニティにとっての自分の役割や存在はどういったものかを考えるのは、自分の特性や長所を見つけることにもつながり、今よりもっと自分を信じることができるはずです。
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