フルハウス

フルハウス シーズン1 第9話 亡くなった人の思い出

『フルハウス』シーズン1 第9話 七面鳥とパイの悲劇


今回は、身近な人を亡くした家族がそれぞれ故人との思い出を大切に思い出す話です。

あらすじ
季節は感謝祭。感謝祭とはアメリカとカナダの祝日の1つ。神の恵みに感謝して、家族で料理を囲む祝日です。

タナー家一家は、母親(ダニーの妻)が亡くなって初めての感謝祭。DJ達は、料理はおばあちゃんと一緒に作る予定だったのですが、おばあちゃんが大雪で来れなくなってしまいます。

ダニー達は、ご飯は外に食べに行こうと言いますが、DJは「ママは毎年料理を作ってた。去年パイの作り方教えてもらったから、毎年のような料理を作ろう」と言います。

ダニー達は、家族で協力して料理を作り上げますが、DJが作ったターキーが凍ったままでした。自分でターキーを作れたことをママが誇りに思ってくれると思っているDJに対して、がっかりさせたくないパパ3人は、もう一度オーブンに入れますが、不注意でターキーを丸焦げにしてしまいます。

ステファニーは元気付けようと「まだパイがあるよ」と持ち上げたパイを床に落としてしまいます。

そのことで、DJもステファニーも自分が感謝祭を台無しにしてしまったと落ち込んでしまいます。

亡くなった人の思い出を思い出して
ダニーはDJと話をします。自分が感謝祭をダメにして、ママもがっかりするだろうと思っているDJに対して、ダニーは「お前のおかげでみんなが協力した感謝祭になった」と伝えます。だからママはDJを誇りに思ってる。と。
DJはその言葉を聞いて笑顔を取り戻し、母親がいつも言ってた言葉を思い出します。
笑顔はみんなにあげなさい

一方、ジェシーは落ち込んでいるステファニーの所に行きます。失敗をしてがっかりしているステファニーに、ジェシーは子供の頃の写真を見せながら自分も多くの失敗をしてきたことを話します。それを見たステファニーは前向きに捉え、もう一度パイを作り直そうと思います。

全て解決したと思いましたが、今度はジェシーが元気なさそうです。それに気づいたダニーは訳を聞きます。
ジェシーにとっては姉(ダニーの妻)のいない初めての感謝祭。昔の写真を見て急に寂しくなってしまったのです。
「この痛みからいつ解放される?」というジェシーに、ダニーは「解放はされないよ。だけど1人で耐えないで。話をするだけで辛い。けど話をすることで姉さんは生き続けるんだ。だから話してみて」と言います。
ジェシーはその言葉を聞いて、昔の姉との思い出話を話し始めるのでした。

まとめ
今回は、身近な人を亡くしたタナー家の思い出との向き合い方でした。自分の愛する人が突然この世からいなくなってしまうということは、生きてる中で最も辛い経験です。

特にその直後は、その事実から目を背けたくなることもあります。

けれどもいつかはそれを受け入れて前進していかなくてはならない

その一歩がこの、故人を思い出すという段階なのではないでしょうか。

最愛の人が思い出に変わることは、辛いところだと思います。思い出話をしてしまえば、その人が亡くなったことを受け入れてしまうことになってしまうから。

けれども、一度でも故人の思い出を口にすれば、自分の中で全てを受け入れられ前に進めるのではないでしょうか。

いつも元気で明るいタナー家の家族ですが、最愛の人を亡くした辛さも経験しているからこそ、その言葉や行動に深みが出て、何年時を経ても世界中の人に愛される存在になっているのでしょう。

 

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sappy
小さい頃から海外ドラマにハマり、就職せずにブログとイラストを書いています。雑誌ファッジさんで『さくらのシネマスタンダード』を連載中。イラストはインスタグラムにあげています。