フルハウス　シーズン1　第13話　長女の特権

『フルハウス』　シーズン1　第13話　姉さんはつらいヨ！

今回は、長女のDJが妹に対する嫉妬と向かい合い、逆に長女であることの特権を知っていくお話です。

私自身も長女ですが、やはり下の兄弟の方が得だよな〜と思ってしまうことがあります。親や大人の興味を引くのはいつも弟だったりして、DJと同じような感情を幾度となく持ちました。

今回はそんな長女・長男の方々に送ります。

あらすじ

DJとその家族が学校の演劇会から帰宅したところから話が始まります。

DJはその演劇会で『カエルの王子様』のお姫様役を見事に演じたようです。

DJにお芝居の才能があると感じたジェシーは、ダニーにテレビ局のコネを使ってオーディションを受けさせてみたらと提案します。

DJはその提案にすぐに乗り気になりましたが、父親のダニーはあまり乗り気ではありません。それもそのはず、芸能界の厳しさを知っているダニーは娘のDJがオーディションに落ちて落ち込んでしまうのをみたくないのでしょう。

次の日、ダニーはシリアルのCMのオーディションがあることを知り合いから聞きますが、それをDJに話すべきか迷い、ジェシーとジョーイに相談します。

ジェシーはチャンスは自分で掴むものだとオーディションを進めますが、ジョーイはDJが挫折して苦しむことになるかもしれないと却下します。ダニーにとってはこの決断は娘の人生を左右するかもしれないと悩みますが、本人の意思に任せることにします。

ダニーは挫折するかもしれないことや芸能界の厳しさを伝えた上でDJの意見を聞きます。DJはもちろんオーディションを受けたいと申し出ました。

オーディション会場に着いたDJとステフとジェシーは、周りの子役たちに圧倒されます。自信を失いかけたDJでしたが、見事に役を演じ、責任者の許可を残してほとんど合格というところまで行くことができました。

責任者に見てもらう前に髪をセットし直そうと席を外したDJとジェシー。ステフはその間にシリアルで遊んでいたのですが、責任者がステフを気に入ってしまい、そのまま妹のステフが合格になってしまいます。

帰宅したDJは思い切り不機嫌な態度をとります。表ではステフの合格を喜んでいますが、そんなはずはありません。

仕事に出かけるダニーは、そんな娘たちが心配で、ジェシーとジョーイに注意してみるように頼みます。すると案の定、二人は喧嘩を始めDJはジョーイの部屋に行くように命じられました。

ジョーイの部屋でふてくされていたDJの元に、ジェシーとジョーイがやってきます。ジェシーとジョーイは、「あれは全てステフの計画だった」と言葉たくみに、DJにステフがわざと役を奪ったのではないことをわからせます。DJは、ステフがわざとやったのではないことは認めますが、妹がいることがうんざりだと打ち明けます。

長女のDJにとって、妹ができて一番つらいのは自分に関心が向けられなくなったことだと言います。ステフが生まれた時は、大人みんなが”ステフ超かわいい”となり、ミシェルが生まれればみんな”ミシェル超かわいい”となり、自分への関心は薄れてしまったと感じているのです。そして、今回妹に役を取られ一層そう感じてしまったのでしょう。

そんなDJにジェシーとジョーイは長女の特権を語ります。

君を頼りにして尊敬する妹がいること

「確かに、一番上はつらいよな。だけど得もあることを忘れないで。

お古じゃなくて新品を買ってもらえること。なんでも先にできるんだ。

デートやドライブ、大人向けの映画だって一番最初に観れる。

そして何より最高なのは、君を頼りにして尊敬する妹がいることだ。姉を愛してくれる。」

それを聞いたDJはステフと話し合うことにします。

ステフは謝りますが、ステフがわざとやったことではないと認めたDJは、自分も正直に妹のステフにヤキモチを焼いていたと伝えます。

するとステフは、自分はお姉ちゃんにいつも嫉妬してると打ち明けます。お姉ちゃんは私の知ってる限り最高に素敵だからいつも付きまとってしまう。お姉ちゃんには嫌われてるけどねと。

妹の気持ちを知ったDJは、嫌ってなんかいないよと伝え、ステフは私の親友だとも言います。

そして二人は和解し、仲直りするのでした。

まとめ