2019年5月にアメリカで最終回が放送され、12年の月日に幕が下りた『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』。
テレビのアカデミー賞とされるエミー賞の様々な部門にノミネートされるだけではなく、実際に10個ほど受賞するなどアメリカのショービズ界を賑わせてきた同番組。
演出・ストーリーの面白さもさることながら、巷で話題になっているのが出演者のギャラの金額です。
日本では考えられないような金額が、出演者に支払われているのです!
今回はその金額やアメリカのテレビドラマの実情などを紹介していきたいと思います!
7人の出演者の推定年収を公開!(2018)

なんと、「2018年のドラマ俳優年収ランキングトップ20」にメインキャラクターを演じる7人の出演者が全員入っているのです。
7人のランキングと年収がこちら↓
ランク | 役名 | 俳優名 | 推定年収 |
2位 | シェルドン | ジム・パーソンズ | 26億5000万円 |
3位 | レナード | ジョニー・ガレッキ | 25億円 |
4位 | ペニー | ケイリー・クオコ | 24億5000万円 |
5位 | ハワード | サイモン・ヘルバーグ | 23億5000万円 |
5位 | ラージ | クナル・ネイヤー | 23億5000万円 |
14位 | エイミー | メイム・ビアリク | 12億円 |
14位 | バーナデット | メリッサ・ローチ | 12億円 |
えええ!
年収26億円越え!
とびっくりする方も多いはずです。
あの20分程度のドラマを1年出るだけでこんなに稼いでるのです。
ではもっと詳しく、1話あたりのギャラを見ていきましょう!
7人の1話あたりのギャラ公開!

メインキャラクターである5人(シェルドン・レナード・ペニー・ハワード・ラージ)の1話あたりのギャラはなんと一人当たり90万ドル(約9000万円)とされています!!
しかも、これには逸話があって、元々は一人当たり100万ドル(約1億1000万円)もらっていたのですが、サブメインの二人(エイミー・バーナデット)のギャラを上げるために5人が自ら減らしたそうです。
その甲斐あってか、二人のギャラは20万ドルから45万ドル(約4950万円)に上がったそうです!
7人はドラマ外でも仲がいいんですね!
ですので1話あたりのギャラを表にするとこのようになります。
役名 | 俳優名 | 推定年収 | |
メイン | シェルドン | ジム・パーソンズ | 約9000万円 |
メイン | レナード | ジョニー・ガレッキ | 約9000万円 |
メイン | ペニー | ケイリー・クオコ | 約9000万円 |
メイン | ハワード | サイモン・ヘルバーグ | 約9000万円 |
メイン | ラージ | クナル・ネイヤー | 約9000万円 |
サブ | エイミー | メイム・ビアリク | 約4950万円 |
サブ | バーナデット | メリッサ・ローチ | 約4950万円 |
でもここで疑問が一つ。
「あれ、エイミーとバーナデットはメインキャラクターじゃないの?」
そうなんです。
メインキャラクターと同じように毎回出演しているのですが、実は二人はメインキャラではないのです。
メインとサブメインの違い

主演(メイン):ドラマの主人公役の俳優・女優。
広告や宣伝ポスターに必ず乗っている。
『ビッグバンセオリー』では、初回から登場ているシェルドン・レナード・ペニー・ハワード・ラージの五人が主演キャラクターである。
準主演(サブメイン):ほぼ毎週出演するが、主人公ではない俳優・女優。
キャスト集合写真には写っているが、ポスターや広告には入っていない。
『ビッグバンセオリー』では、どちらもシーズン3から出演しているエイミーとバーナデットが準主演キャラクターである。
こう見ると、確かに主演5人で写っているポスターや写真も多いような気がします。
もちろん主演の方がギャラが高いので、同じドラマに同じくらい出演していてもギャラに格差が出てしまうのです。
主演5人の1話あたりのギャラは変わりませんが、そのほかにCMなどの仕事を入れると年収に差が出ることもあるのです。
ビッグバンセオリー 出演者のギャラ事情 表で解説・アメリカのドラマ事情まとめ

今回は『ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則』のギャラについて紹介してきました。
何気なく20分見ていますが、一人当たり9000万円もギャラが支払われているなんて驚きですよね。
今、アメリカのドラマ界はハリウッドの映画業界に匹敵するほどの力を持っています。(制作費やギャラ、クオリティも)
これからのアメリカドラマの発展が楽しみです!