フルハウス

ファーストキスの思い出 フルハウス シーズン3

『フルハウス』 シーズン3 第17話 DJ 恋の芽生え

 

初めてのキスは誰でも怖い

突然ですが、あなたは自分のファーストキスを覚えていますか?

大人になって恋愛経験値が上がれば上がるほど、キスというものに対してなんとも思わなくなってきます。
しかし、誰にでもファーストキスはあるのです。

思い出してください。
ファーストキスをする時少し怖くなかったですか?
キスをしても何も変わらないけど、なんか未知の世界に足を踏み入れるみたいで…

私自身もキスをするのに二時間渋っていたのを思い出します。

今ではどうってことないけど、あの時は二時間の心の準備がいるくらい重要な出来事だったのです。

 

今回のDJもキスのタイミングに悩みます。
DJにとって最高のファーストキスの思い出になったのでしょうか。

 

①DJはティーネイジャー

今日はDJの誕生日。でも今までの誕生日とは違います。
何が違うかというと13歳になったのです。
アメリカではティーネイジャーという、大人になるための13〜19歳の大切な年に突入したのです。

もう子供の世界の住人ではなくなったことにDJは歓喜します。
これからは恋愛に友情に、最高の青春が待っているのです。

 

今日は誕生日なので家でパーティを開きます。
女子も男子も呼んだ大きなパーティ。
DJは最近気になっているケビンも呼んでいました。

 

キミーはDJとケビンをくっつけようとして、ある作戦を思いつきます。

 

②ビン回しゲーム

キミーたちが思いついたのは”ビン回しゲーム”です。
それは、ビンを回してそのビンが指した方の人とキスをするというもの。

それを使ってケビンとDJにキスをさせようという作戦でした。

ケビンがビンを回すと皆が一斉に席を立ち、残されたDJとケビンをキスさせようとしたのです。二人は中央に歩み寄りますが、なかなかキスできません。

 

するとそこに、ビン回しゲームを止めようとダニーたちが乗り込んできます。
ダニーたちはDJが心配でずっと事情を聞いていたのです。

 

ダニーたちの乗り込みによってキスはなくなり、ケビンはもう遅いからと帰ってしまいました。

 

DJは「恥をかいた!もう話したくない」とダニーたちに怒って部屋に閉じこもってしまいました。

 

③ハートに耳を傾けて

困ったダニーたちは、女性の力を借りることにします。
レベッカがDJの部屋に行き話をすることにしました。

 

「皆が私とケビンにキスさせようとしたの。
彼は好きよ。キスもしたいけどさっきは嫌だった。
皆が見てるし、初めてのキスだから。」とDJはレベッカに話します。

 

「キスはとても大切で個人的なことよ。初めての時は特にね。
誰でも怖いのよ私もそうだったわ。」とレベッカは自分のファーストキスの思い出を語ります。

DJはそれを聞いて、誰でもファーストキスは怖いんだと知り、同時にファーストキスは思い出に残る大事なものなんだということも知ります。

 

でも、どうやったらそのタイミングがわかるのかDJは疑問に思います。

「そういう時が来るわ。ハートに耳を傾けるの。」レベッカはそうアドバイスをし、DJをパーティに戻しました。

 

パーティが終わって、DJはダニーたちに謝ります。
するとそこに、ケビンが忘れた誕生日カードを届けにやってきました。

DJは裏庭までケビンを送りに行き、そこでキスをしたのです。
DJにとっては皆の前でするよりも何百倍も素敵な、最高のファーストキスになりました。

 

ファーストキスはやっぱり大切

今回の記事は、DJと同じようなティーネイジャー向けになっています。
私もファーストキスは14歳。二時間渋った挙句、ほんの一秒のキスをして、それだけでお腹いっぱいになってしまうようなものでした。実際にその日はずっと上の空。
お腹もいっぱいで食べ物も喉を通らないし、「口づけを交わした日はママの顔さえも見れなかった」というレベッカのフレンズの歌詞の意味が初めてわかった瞬間でもありました。

 

本当に一瞬の出来事だったし、その彼とはそれが最後のデートになってしまったけれど、今でも思い出すと甘酸っぱい素敵な思い出です。

 

このようにファーストキスは、どんな形にせよ思い出に残るものなのです。
だから、できるなら最高の思い出にしてほしい。

しっかり時期を見分けて、この人ならと思える相手と初めてのキスを交わしてほしいです。

 

先にもかいたように、年を重ねて恋愛偏差値が高くなるとキスなんて大したことではなくなります。それもそれで大事なことなのですが、人生でたった一度だけのファーストキスは、最高の思い出として残してほしいです。

本当にあれほど満たされるキスはもう一生ないかもしれないくらい素敵なものです。
あなたの人生にとって最高の思い出になることを願っています。

ABOUT ME
sappy
小さい頃から海外ドラマにハマり、就職せずにブログとイラストを書いています。雑誌ファッジさんで『さくらのシネマスタンダード』を連載中。イラストはインスタグラムにあげています。