『フルハウス』 シーズン4 第5話 さらば親友
ストーリー
①DJは編集長
学校新聞の編集長になったDJは、最高の新聞を作ろうと張り切っていました。
そこに親友のキミーが「お願いだから私も記事が書きたい、親友でしょ」と頼みにやってきました。
DJはキミーに記事を書かせるのに不安を持ちつつも、いちばんなかのいい親友であるため、新聞のスポーツ欄を任せます。
②親友との絶交
DJは学校新聞の編集長として忙しく動き回っていました。
皆から記事を集めていたDJは、キミーからも書いてもらった記事をもらいます。
その記事は紙ではなく、ペーパーナフキンに書かれていました。
DJは不信感を持ちつつも、記事に目を通します。
DJの求めていた内容は、学校内のスポーツ部の活動や試合の結果など、常識的に皆が知りたい内容でしたが、
キミーはバスケ部の汗を拭くマネージャーの独占インタビューを書いてきたのです。
DJは「これじゃ全然ダメじゃない。試合結果とか入れて書き直して」とキミーに記事を返します。
これを聞いたキミーは、自分は自分なりに頑張って書いた、DJは独裁者か!と罵り、二人の友情にヒビが入ります。
その日の午後、DJ宅に姿を現したキミーはDJを批判する記事を書いて明日学校で配布すると言ってきました。
頭にきたDJは、本当にもう絶交だとキミーに告げるのでした。
③許す方が難しい
DJは、キミーに対抗して、キミーの今までの悪事を暴露する記事を書いていました。
そこにダニー・ジョーイ・ジェシー・レベッカが帰ってきて事情を把握します。
ジョーイは「すれ違いがあっても今まで助け合ってきたろ、お互い大切だから」
ジェシーは「人を憎むより、許す方が難しいよな」とDJにキミーと仲直りするようにアドバイスしますが、DJは自分の部屋に行ってしまいます。
キミーはDJのものを返しに、またもやDJ宅に戻ってきます。
「あんたのもの返しにきたから、私のものも返して」と喧嘩腰に攻めます。
DJもキミーもお互いにもらったものや貸したものを返しているうちに、
思い出の品とずっと一緒に過ごしてきた思い出を思い出します。
「私たち長い付き合いだね。」
と二人とも、お互いの存在の大きさ大切さに気づき、仲直りするのでした。
友人がいるから
友人がいなければ、誰も生きていくことを選ばない。たとえ、他のあらゆるものが手に入っても。 アリストテレス
親友との喧嘩って、とても悲しいですよね。
他の誰と喧嘩しても、親友に相談すれば気が休まったり解決策が浮かんでくるはずなのに、いつも相談していた親友と喧嘩してしまうともう誰に頼っていいかわからなくなって。
なんでこんなに一緒にいるのに、私のことわかってくれないの!なんていう感情も出てきて、さらに溝は深まるばかり。
誰よりも自分の事わかって欲しいから、否定された時すごく悲しなっちゃうんですよね。
でも、そんな一回の喧嘩で絶交するほど仲が薄っぺらいわけではないんですよね。
今まで長い間培ってきた友情があるのも忘れないで欲しい。
親友だって最初はただの知り合いの一人で、いつからか遊ぶようになって友人の一人になって、何回もぶつかったり本音で話してきてやっとかけがえのない親友になれたわけですから、喧嘩別れなんてもったいない。
今後の自分の人生にとって、その親友がどれほど頼りになるか。
その親友がいるからこそ今日も一日頑張って行こうって思える日がくるはずです。
自分が死ぬ時に、自信を持って「この人は親友だ」と言える存在を大切にしていきたいです。