フルハウス

結婚式は慎重に フルハウス シーズン2 

『フルハウス』 シーズン2 第21・22話 ジェシーの大決意

 

人生の一大イベント 結婚式

昔どこかで読んだことある一文がずっと頭の中に残っています。
「あなたの家族や友人、大切な人が一斉に集まるのは、人生で3回しかない。
あなたが生まれた時と、結婚式とあなたのお葬式だけだ。
その中で結婚式しかあなたの記憶には残らない

 

だから(特に女性が)結婚式の準備に慎重になるのは頷けますよね。

結婚式は言わずとも人生の最大イベントです。
二人がいればそれでいいと簡単な結婚式をあげる方もいらっしゃるでしょうが本当にそれでいいのでしょうか。
少なくとも先の言葉を聞いたら、考え直す余地もあるのではないかと思いますよね。

 

それと結婚式の準備に時間をかけるということは、二人の話し合う時間も増えるということです。将来子供はどれくらい欲しいか、仕事はどうするのかなど結婚する前に話しておかなければならないことは山ほどあります。

 

今回のジェシーとレベッカも結婚式の重要さに気づきます。
二人が下した決断を見ていきましょう。

 

①タナー家はタホ湖へ

今回タナー家は、ダニーの仕事でリゾート地タホ湖に来ています。ダニーの仕事のパートナーでジェシーの恋人のレベッカももちろん来ていました。

今回の旅行で、ジェシーは初めてレベッカに「I love you.」と囁くことを目標にしています。(欧米では”I love you.”は結構重要な言葉。「好きだ」ではなく「愛してる」)

 

しかし、実際にホテルに着いてからレベッカは仕事で大忙し。
レベッカの仕事に対する熱い思いとジェシーの彼女への想いはすれ違いを起こしてしまいます。

 

レベッカは番組のゲストで俳優のトッド・マスターズに食事に誘われます。レベッカはジェシーのことをトッドに話し、ジェシーも一緒にと言ってもらいます。
しかしその一部(「じゃあ今夜の七時に迎えに行くよ」)しか聞いていなかったジェシーはレベッカとトッドの仲に嫉妬して、二人は喧嘩になります。

 

②ジェシーのプロポーズ

部屋に戻っても二人は喧嘩していましたが、ジェシーは勘違いしていたことを知ります。そして「君のこと愛してるから、嫉妬したんだ。」と伝えます。
するとレベッカも「私も愛してるわ」と伝え、二人は愛し合っていることをお互いに知ることができたのです。

 

「すぐ結婚しよう!今日中に!」
ジェシーはレベッカにプロポーズします。
レベッカもそれに答え、急いで結婚式の準備に取り掛かります。

 

タホ湖のホテルで簡単な結婚式ができると知った二人は、とりあえず結婚式を挙げてからタナー家の皆に報告しようということになります。

 

しかし、二人の不審な動きに気づいたDJとステフはすぐに”結婚式をあげること”を知って、ダニーとジョーイに言ってしまうのでした。

 

③もっと時間をかけないと

簡易結婚式場についたジェシーとレベッカの前にダニー達が現れ、二人を説得しにかかります。しかし、二人の想いに負けたダニー達は結婚を祝福することにしました。

 

簡易結婚式場には次の客もいるため、時間が限られており大急ぎで誓いの言葉を言わなくてはなりません。

レベッカはそれを聞いているうちに、「やはり私には出来ない」と逃げてしまいます。

 

ジェシーは思い立ったらすぐ行動、そして結婚してから後のことを話そうと思っていました。レベッカはもっと結婚式の準備と将来のことを話し合う時間が欲しかったのです。

 

花嫁に逃げられショックを受けたジェシーでしたが、後日レベッカが訪問し、二人はもう一度ゆっくり結婚に向けて準備やお互いを知ることに時間をかけて行くと確認し合うのでした。

 

感情に流されずに

今回のジェシーは、レベッカも自分と同じ気持ちだと知って舞い上がって結婚を早めてしまいました。
先にも言いましたが、結婚式・結婚は人生最大のイベントです。

それに向けて準備しなければならないことや話し合わなければならないことが沢山あります。
その過程も夫婦になるための大事なステップなのです。

 

そのステップを怠ると後々意見の食い違いや価値観の違いに気づくことになります。

 

結婚や結婚式を感情の流れだけで決めず、二人でしっかりと歩みを揃えて結婚式を迎えたいですね。

ABOUT ME
sappy
小さい頃から海外ドラマにハマり、就職せずにブログとイラストを書いています。雑誌ファッジさんで『さくらのシネマスタンダード』を連載中。イラストはインスタグラムにあげています。